青果通まめ知識
〜 2015年09月 〜

秋映(あきばえ)の特徴
長野県中野市の小田切健男氏が1981(昭和56)年に「千秋」に「つがる」を交配させ生まれた実生から選抜・育成させた品種で1993年に品種登録されました。出願時の名称は「高秋」だったそうです。

秋映は長野県のオリジナル品種としてシナノゴールド、シナノスイートと共に信州の「りんご3兄弟」と呼ばれています。

果実はの大きさは300g程の大きさで、果皮は長野など南の地方でも全体にとても濃い赤に色付きやすく、青森など寒冷地では色が付き過ぎて赤黒くなりやすい品種です。また、果梗付け根のくぼみ周辺が黄緑色のまま残ることが多いです。

果肉は黄白色で、しっかりとした歯ごたえがある硬いタイプになります。とてもジューシーで甘みに対して十分な酸味があり、全体として甘酸っぱいりんごらしい味わいに感じられます。香りも十分強く感じます。
(2015.9.30[水])
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